[The Surfer's Journal] ザ・サーファーズ・ジャーナル日本語版
●まず巻頭のシリーズ記事、『BEST I EVER SAW』では、アクア・ロスマンが目撃した、誰も乗らないクラウドブレークの波が紹介されています。まるで自分が目撃したような気分にひたれる、臨場感溢れた目撃談です。そして『BLANK EXPRESSION』では、ビッグウェーブ・ライドに欠かせないサーフボードに対する考察が展開されています。
●今号、巻頭のポートフォリオは『Wards Fail 説明不可能』と題し、さまざまなフォトグラファー達がさまざまな視点で捉えた、最先端のサーフシーンが披露されています。
●そして、ひさびさジェリー・ロペスが寄稿してくれた『Tiger タイガー・エスペリ』。1997年から鎌倉に長期逗留し、日本人サーファーとも縁の深いタイガー・エスペリとの不思議な交流を、ジェリー・ロペスが温かい筆致で紹介しています。
●もうひとつのポートフォリオは、ケリー・スレーター専属のカメラマン、トッド・グレイサーの『Moment’s Notice 臨機応変』。知られざるケリーの素顔が垣間見られる、秀逸な作品集に仕上がっています。
●今号の紀行記は、南米ウルグアイへの旅を、新鋭ニック・ファラーゴが書いた『Un Pais Un Refugio ウルグアイの静かな休暇』。
●そして、今号にはオリジナル記事第3弾が掲載されています!レーサーでニーボーダーの江本陸が、少数民族ニーボーダーの、日本における稀有な変遷を綴った『My Duck Feet Story 足ひれ族物語』。知られざる真実が、今!明かされる。
●オレゴン州リンカーンに存在する、オレゴンのマーヴェリック、ネルスコット・リーフに関する裏話をまとめた『Sometimes a Great Ocean わが青い大海原』も、ある意味ローカリズムの本質が垣間見られて秀逸。
●アートコーナー『WATER, WATER EVRYWHERE 水・・、水・・、いずこでも』は、海を写実的に描写するアーティスト、ラン・オトナーの世界。
●不世出のスケーター、サーファー&アーティスト、ナタス・カウパスのプロファイル・レポート『Mind the Translations 過渡期を意識する』では、新しい横乗りな生き方を教えてくれます。
●そして、今号の白眉とも言える巻末記事が『Zooming In ズーム・イン』。Web上でのサーフスポットの探索が、もはやとんでもない次元で開花している現状から、シークレット・スポットをサーチするすべてのサーファーたちに、新しい時代のスポット探索の方向性とルールを示唆する、ある意味警鐘とも捉えられる、興味深い現代文化考察です。
THE SURFER’S JOURNAL(ザ・サーファーズ・ジャーナル)
『THE SURFER’S JOURNAL JAPANESE EDITION』は、米サーファーズ・ジャーナル社発行の隔月誌『THE SURFER’S JOURNAL』のフランス語に続く新しい外国語バージョンです。本物の“SURF CULTURE”を日本のサーフィン愛好家たちに向けて発信します。『THE SURFER’S JOURNAL』同様、美しい印刷で紹介される素晴らしい写真は読者を虜にすること間違いないでしょう。
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